【日本史・幕末】「家康の再来」最後の将軍徳川慶喜(敗者となった天才)
以前、
判官贔屓って言葉があるように
日本人には勝者より敗者の方が好きな人が多いよね
みたいなことを書いた記憶があるけど、
彼のことが大好きって人はあまり聞かないし、取り立てて勝者の新政府軍の面々より人気ってイメージもない。
大阪から江戸に逃げ帰ったってイメージが強いからなのかな〜、
あの行動の理由は今となっては想像するしかないけど
・プラス的解釈
「都を戦場にしたくなかった or 一旦引いて北上してきた新政府軍を軍艦を率いて倒す」
・マイナス的解釈
「新政府軍の想定外の近代化装備と強さに腰が引けた」
どちらもあり得ると思うんだよね、
「家康の再来」だなんて敵味方双方から言われる程の彼だから、軍略的な意味のある撤退だった可能性もあるのかなと思う。
腰が引けたってのも充分理解できる。
天才っていうのは、聡明な故に失敗の経験が乏しいために想定外の事態に弱いところがあると思うんです。
(パイレーツオブカリビアンワールドエンドでのベケット卿の最後なんてまさにそれ)
何にしても、彼の歴史の立ち回りや記した書物や多趣味なところも考えて暗君でなかったことは確かだと思うんです。
ただ、慶喜がイマイチ真価を発揮できなかったのは、その複雑な性格と生まれた時期のせいだろうな、、
慶喜が改革を始めた時期なんて、幕府の屋台骨はもはやボロボロだったしね
幕末の物語の中で、
決して見劣りしない正真正銘のラスボス(勝者目線)として君臨し続ける徳川慶喜
まだまだ語り足りないなあ。長くなっちゃうからここまでにします。。
たちも深く絡んでくるし、
これはあまり知られてないけど
中根長十郎、平岡円四郎、原市之進
などの有能な側近たちもいる!
彼らのことも今後必ず記事にします!
ではまた!!